相撲雑学

【大の里の力士情報】成績や身長体重から大学・家族まで大特集!

現役時代、「もう少し身長があればなぁ」と、よく思ったものです。大きな相手に覆いかぶさられるようにまわしを取られると、なす術なく負けてしまうことがあったからです。

でも、今振り返ると、それはただの言い訳だったのかもしれません。自分と同じくらい、いや、それより小さな体でも、関取になって活躍している力士はたくさんいますからね。

こんにちは、しんざぶろうです。

今回は、いま相撲界で注目を集めている若手力士・大の里関(以下敬称略)のことを取り上げてみました。

「名前は聞いたことあるけど、どんな力士なの?」「どうしてそんなに話題なの?」

そんな疑問を持つ方にも、大の里の魅力が伝わるように、これまでの歩みや家族とのエピソード、地元での出来事などをお届けしていきます。

相撲ファンの方も、これから相撲を楽しみたい方も、気軽に読んでいってください。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

相撲観戦大好き さくら
相撲観戦大好き さくら

大の里って、ほんとにどんどん強くなってるよね!気づけば優勝も3回目で、横綱が見えてきたなんてスゴすぎ!これからどこまでいくのか、ますます目が離せないわ♪

この記事を読んでわかること
  • 大の里の基本プロフィールと受賞歴
  • アマチュア時代の実績と入門までの道のり
  • 津幡場所での地元凱旋エピソード
  • 家族との関係と大の里を支える人々
  • 所属する二所ノ関部屋の成り立ちと特徴
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大の里ってどんな力士?

大の里の「のぼり」の画像

大の里は、幕下付け出しから異例のスピードで番付を駆け上がり、いまや横綱候補として注目される若手実力派力士です。その背景には、恵まれた体格と多彩な取り口、そして師匠・稀勢の里のもとで培った鍛錬の日々があります。

そんな彼のプロフィールを、まずは詳しく見ていきましょう。

大の里 泰輝(おおのさと だいき)の基本情報!身長体重は?

基本情報
  • 本名:中村 泰輝(なかむら だいき)
  • 生年月日:2000年6月7日(24歳/2025年4月現在)
  • 出身地:石川県河北郡津幡町
  • 出身校:日本体育大学
  • 所属部屋:二所ノ関部屋
  • 師匠:第72代横綱・稀勢の里(二所ノ関親方)
  • 身長:192cm
  • 体重:182kg
  • 得意技:突き・押し・右四つ・寄り
  • 血液型:B型
  • 初土俵:2023年5月場所(幕下10枚目格付け出し)
  • 通算成績:121勝43敗(12場所)
  • 最高位:東大関
  • 家族構成:父・母・妹

なんといっても注目すべきは、そのずば抜けた体格です。

  • 身長192cm・体重182kg

これは「日本人離れ」ともいえるスケールで、現役力士の中でもトップクラスの大きさを誇ります。この圧倒的な体の強さを武器に、突き・押しの迫力ある相撲はもちろん、右四つからの寄りでも確実に攻め切る力を持っています。

この体格と力強さが、彼の急成長を支えているのは間違いありません。

しんざぶろうの体格

ちなみに、僕の現役時代の体格はこちら。

  • 身長:174cm
  • 体重:96kg

こうして比べると、大の里がどれほど規格外の体格かがよくわかりますよね。

体重96kgと聞くと「けっこう太っている」と思うかもしれませんが、当時は稽古漬けの日々で体は引き締まっていて、筋肉質な中肉中背タイプでした。むしろ、周りからは「ソップ型!」と、からかわれるレベルです。

〇ソップ型とは?
「ソップ型」は大相撲で使われる体型の分類で、痩せていて筋肉質な力士を指す言葉。がっしりとした「アンコ型」とは対照的なスタイルです。

 

ちなみに、力士たちは体を大きくするため、日々さまざまな努力を重ねています。僕自身の現役時代の体験を紹介したこちらの記事も、ぜひ参考にしてみてください。

食べ過ぎた男の画像
力士の食事にまつわる伝説!元力士が体験したエピソードを紹介するよ力士の「食事」は、体を大きくし強くなるために欠かせない稽古の一部。その背後には驚きの食事量ノルマや、笑い話になるほどの伝説的エピソードが詰まっています。本記事では、元力士しんざぶろうの体験談を交えながら、力士たちの食生活の裏側に迫ります!...

以下の動画は、大の里が新弟子検査を受けた時の動画です。この場所から、スピード出世が始まりました。大の里の初々しい姿をぜひご覧ください。

異例のスピード出世

大の里は、2023年5月場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏むと、初日こそ黒星でしたが、そこから6連勝と上々の滑り出し。その勢いのまま、7月場所でも幕下上位で勝ち越し、9月場所で新十両昇進を果たします。

さらに、十両でもいきなり9連勝と衝撃の活躍を見せ、2024年1月場所では新入幕。5月場所には小結で12勝を挙げ、初優勝を達成。初土俵からわずか7場所目という史上最速の記録となりました。

以下の動画では、大の里が小結として初優勝を果たした2024年5月場所での全取組がまとめられています。豪快な突き押しや冷静なさばきなど、多彩な技を駆使した熱戦の数々をぜひご覧ください!

その後も勢いは衰えず、9月場所では関脇で2度目の優勝を飾り、大関昇進が決定。そして2025年3月場所では、大関としての地位で自身3度目の優勝を成し遂げています。

主な出世の流れ
  • 2023年5月場所:幕下10枚目格付出でデビュー
  • 2023年9月場所:新十両
  • 2024年1月場所:新入幕
  • 2024年5月場所:小結で初優勝(所要7場所は最速記録)
  • 2024年9月場所:関脇で2度目の優勝→大関昇進
  • 2025年3月場所:大関3場所目で3度目の優勝

この快進撃により、2025年5月の夏場所は「綱取り」がかかる重要な場所となります。もしここで優勝すれば、横綱昇進は現実味を帯びてきます。

そして仮に大の里が横綱に昇進すれば、「幕下付け出しデビューから横綱になった力士」としては、輪島大士以来、史上2人目の快挙となります。

輪島は幕下60枚目格付け出しで初土俵を踏み、わずか3年半で横綱に昇進しました。大の里もこの記録を塗り替える勢いで番付を駆け上がっており、史上最速のスピードでの横綱誕生が現実になるかもしれません。

輪島 大士(わじま ひろし)とは

1970年1月、幕下60枚目格付け出しで初土俵を踏み、わずか3年半で第54代横綱に昇進した異例のスピード出世力士。日本大学時代に学生横綱を2度制した実績を引っ提げて大相撲入りしました。

土俵では、左四つから繰り出す豪快な下手投げ「黄金の左」を武器に活躍し、幕内優勝14回を記録。北の湖との名勝負の数々は「輪湖時代」と呼ばれ、昭和の相撲黄金期を象徴する存在となりました。

相撲観戦大好き さくら
相撲観戦大好き さくら

輪島さんって、こんなにすごい横綱だったんだね!バラエティに出ていたのは知ってて、面白いおじさんってイメージだったけど、「黄金の左」とか、めちゃくちゃカッコいいエピソードばっかりでビックリしちゃった!

なお、横綱昇進の条件である成績や品格について、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

横綱の人形の画像
横綱昇進の条件は?元力士が本場所の成績や品格について徹底解説!相撲の最高位である横綱になるには、厳しい条件が課せられています。成績だけでなく、品格や責任感といった特別な審査基準が求められるのです。本記事では、横綱昇進に必要な成績基準や品格要件、さらに横綱審議委員会の役割などをエピソードを交え詳しく解説...

華々しい成績と受賞歴

大の里は、これまでに幕内優勝3回という輝かしい実績を誇り、さらに三賞では殊勲賞2回・敢闘賞3回・技能賞3回を受賞。三賞の全種類を手にしており、土俵での多彩な取り口が高く評価されています。

【幕内優勝】

  1. 2024年5月場所:小結
    ⇒12勝3敗
  2. 2024年9月場所:関脇
    ⇒13勝2敗
  3. 2025年3月場所:大関
    ⇒12勝3敗

【三賞受賞歴】

  • 殊勲賞:2024年5月場所、7月場所
  • 敢闘賞:2024年1月場所、3月場所、9月場所
  • 技能賞:2024年3月場所、5月場所、9月場所

 

なお、幕内優勝には1000万円、三賞にはそれぞれ200万円の賞金が贈られます。他にどんな収入があるのか気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

お金と財布の画像
力士の給料はいくら?番付による違いは?大相撲の収入事情を徹底解説力士の給料や番付によって異なる収入事情を徹底解説。幕下以下の厳しい生活から関取の特別待遇まで、力士たちの経済事情や支出について紹介します。さらに、行司・呼出・床山などの給与も解説し、相撲界で働く人々の生活の実情に迫ります。...

突き押しや寄りを軸にした力強い相撲に加え、場面に応じた柔軟な対応力も持ち合わせており「オールラウンダー型の力士」として注目を集めています。

管理人の後輩 元力士 まさる
管理人の後輩 元力士 まさる

三賞ぜんぶ取ってて、優勝も3回!?…オレも1回でもいいから優勝してみたかったなぁ(遠い目)。
それにしても、大の里関のすごいところは、型にこだわらずにどんな相手にも対応できるところで、技の引き出しも多いし、見ててワクワクするんだよね!

大の里が力士になるまでの経歴

石川県津幡町出身の大の里は、7歳で相撲を始め、中学からは新潟県糸魚川市立能生中学校に相撲留学。高校は新潟県立海洋高校、大学は日本体育大学へ進学し、国内外で多くのタイトルを手にしています。

大学時代には全国大会や国際大会で結果を残し、4年の終わりには幕下格付け出し資格も獲得。アマチュア時代から、その実力と実績はトップクラスでした。

アマチュア時代の主な実績
  • 19歳(2019年)
    〇第74回国民体育大会 相撲競技 青年の部 個人戦 優勝
    〇第97回全国学生相撲選手権大会 個人戦 優勝(学生横綱)
  • 21歳(2021年)
    〇第70回全日本相撲選手権 優勝(アマチュア横綱)
  • 22歳(2022年)
    〇第11回ワールドゲームズ 無差別級 金メダル・重量級 銀メダル
    〇第77回国民体育大会 相撲競技 成年の部 個人戦 優勝(2連覇達成)
    *2020年、2021年は新型コロナの影響により中止
    〇第71回全日本相撲選手権 優勝(アマ横綱2連覇)*幕下格付け出し資格を取得

こうしてアマチュア相撲で実績を積み重ねた大の里は、2023年春に二所ノ関部屋へ入門。同年3月に幕下10枚目格付け出しが承認され、五月場所から初土俵を踏むことになりました。

この幕下10枚目からのデビュー制度は、2023年9月場所後に廃止され、現在は幕下最下位格からの付け出しに一本化されています。

そのため、大の里は「幕下10枚目格付け出し」で土俵を踏んだ最後の力士としても記録に残る存在となっています。

なお、大の里が初土俵を踏んだ「幕下」という階級について解説した記事もあります。幕下の位置づけや、関取との待遇の違い、付け出し制度のポイントなどをまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

十両と幕下の取り組みのイラスト
大相撲番付の幕下を大特集!関取との違いから付け出しまでをご紹介大相撲の番付における幕下は、十両のすぐ下に位置し、関取を目指す力士たちがしのぎを削る重要な階級です。本記事では、幕下の仕組みや昇進条件、十両との待遇の違い、幕下付け出し制度の詳細を、出来る限りわかりやすく解説しています。...
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春巡業【津幡場所】で大の里が地元凱旋

2025年4月7日、大関・大の里が石川県津幡町で行われた春巡業「津幡場所」に凱旋。町での巡業は実に55年ぶりで、津幡運動公園体育館には約2,500人の観客が集まりました。

「だいちゃん、お帰り!」という親しみのこもった声援に迎えられ、「帰ってきた感じがする」と本人も笑顔で応えました。この日は、町のシンボルカラーである緑の締め込み姿で登場し、ふるさとの空気に包まれながら堂々と土俵に上がります。

その様子は、相撲協会公式Xでも紹介されており、地元出身の大の里と十両・欧勝海が取組む姿が投稿されています。

そして結びの一番では、横綱・豊昇龍を寄り切りで破ると、場内は割れんばかりの歓声。「きょうが春巡業で一番声援をもらった。地元の力が一番大きい」と語る姿からは、ふるさとへの深い思いがにじみ出ていました。

また、観客のひとりは「大の里から一生分のパワーをもらった。横綱になってほしい」と北國新聞の取材に語っています。

津幡場所は町合併70周年記念事業で、町内での巡業は55年ぶり。大の里の町後援会長である矢田富郎町長らがあいさつした。岡本好子さん(92)=かほく市内日角=は「大の里から一生分のパワーをもらった。横綱になってほしい」と話した。

引用元:「お帰り」大の里 大相撲津幡場所 ふるさと大歓声|北國新聞

津幡の期待は、いま確かな手応えとなってふくらんでいます。

大の里を支える家族たち

2025年の大阪場所で3回目の優勝を果たした大の里。その千秋楽後に撮影された集合写真が、相撲協会公式Xで公開されました。

賜盃を手にした記念撮影の中には、大の里のすぐ後ろに立つ父・母・妹の3人の姿も確認できます。晴れの舞台で家族とともに写る姿からは、大の里を支えてきた家族との絆が感じられます。

父:中村 知幸(ともゆき)さん

父・知幸さんは、2024年時点で48歳。ということは、大の里が生まれたのは、知幸さんが23歳か24歳の頃ということになります。

現在は長距離運送業に従事する会社員で、身長は184cmと立派な体格の持ち主。若い頃には相撲で全国青年大会準優勝の実績があり、その経験を活かして、地元・津幡町の少年相撲教室でコーチを務めていました。息子・大の里にも厳しく稽古をつけたそうです。

幼い頃の大の里は、父が出張で家を空けるたびに泣きじゃくるほどの「父親っ子」。夏休みには父のトラックに同乗し、一緒に寝泊まりするなど、親子の絆が深く感じられるエピソードも残っています。

そして、大関昇進の伝達式で語った「唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します」という口上には、幼い頃から背中を追い続けてきた父の言葉が、そのまま込められていました。大の里にとって、父・知幸さんの存在は、今も心の支えであり、土俵に立つ力の源なのかもしれません。

新潟・海洋高相撲部の田海哲也総監督と相談したところ、大の里の父、中村知幸さんが「唯一無二になってほしい」と周囲に話していたことを聞き、口上に入れたという。田海総監督から「お父さんの思いも込めて言ったらどうだ」と言われ「自分の中では『完璧だ』『これだ』と思ったので、迷わず使わせていただきますとなった」と、即決したことを明かした。

引用元:大の里の口上「唯一無二」|日刊スポーツ

母:中村 朋子(ともこ)さん

48歳(2024年時点)。身長165cm。息子の取組を見るときは緊張して席を外してしまうこともあるほど、大の里を温かく見守っています。

職業は明らかにされていませんが、専業主婦とされる情報もあります。家族そろって阪神タイガースファンで、野球も家族の団らんの一部だそうです。

妹:中村 葵(あおい)さん

2024年9月時点で20歳の葵さんは、大学に通う学生。​身長約170cmのスラリとした体型と美貌から、SNS上で「モデルのよう」と話題になることもあります。​兄・大の里の活躍を陰ながら応援しています。​

祖父:坪内 勇(いさむ)さん

母方の祖父である坪内さんは、石川県内灘町在住の75歳(2024年時点)。​2024年の能登半島地震で被災し、避難所生活を余儀なくされました。

その後、仮設住宅での生活を続ける中、孫・泰輝関の活躍が大きな励みとなっています。​2024年2月には、泰輝関が避難所を訪れ、約1年ぶりに再会。​孫の成長した姿に「たくましくなっていた」と目を細めました。

こわばった表情で避難所に足を踏み入れた大の里の顔が一気にやわらいだ。約30人の被災者に拍手で出迎えられ、最前列に座る祖父・坪内さんが目に入った。食料が詰まった段ボールを足が不自由で立てない祖父に手渡し、笑顔で記念撮影。「おじいちゃんに久々に会えてうれしい」。最後に会ったのは入門する前の約1年前。心配した分だけ、素直な気持ちが言葉となって漏れた。

引用元:石川県出身・大の里、避難所の祖父と再会|スポーツ報知

大の里関の力強い相撲の背景には、家族一人ひとりの深い愛情と支えがあります。​特に父・知幸さんとの絆は、大の里の相撲人生において大きな影響を与えており、今後の活躍にも注目が集まります。

相撲観戦大好き さくら
相撲観戦大好き さくら

まさに家族の絆って感じね。お父さんの言葉が口上に込められてるなんて泣けるし、おじいちゃんとの再会エピソードもじ~んときたよ。こういう背景を知ると、ますます応援したくなっちゃうなぁ♪

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大の里はどんな部屋に所属しているの?

大の里が所属しているのは、茨城県阿見町にある二所ノ関部屋です。この部屋は、元横綱・稀勢の里(現・二所ノ関親方)が2021年に独立し、「荒磯部屋」としてスタートしました。

部屋の創立が発表された2021年5月、稀勢の里は「自分ではなく、力士たちが主役になる部屋を目指したい」と語り、若手育成への強い思いをにじませていました。

その後、同年12月に前・二所ノ関親方(元大関 若嶋津)の定年退職にともない、名跡を継承。部屋名も「二所ノ関部屋」へと改称。比較的新しい部屋ながら、稽古場は設備が整っており、活気あふれる稽古風景も注目を集めています。

大の里の親方はだれ?

大の里の親方は、元横綱:稀勢の里です。

〇第72代横綱 稀勢の里
稀勢の里 寛(きせのさと ゆたか/本名:萩原 寛)は、1986年7月3日生まれの38歳(2025年4月時点)。茨城県牛久市出身で、田子ノ浦部屋に所属していた元大相撲力士。

2017年、第72代横綱に昇進し、2003年1月に引退した貴乃花光司(第65代)以来、14年ぶりとなる日本出身横綱として注目を集めました。

2002年3月場所で初土俵を踏み、2004年11月に幕内昇進。2012年1月場所で大関に昇進後は安定した成績を維持し、2017年1月場所で初優勝。この成績が評価され、横綱へと昇進しました。

2019年1月場所を最後に現役を引退し、年寄「荒磯」を襲名。現在は二所ノ関親方として後進の育成に尽力しています。

稀勢の里の主な成績
  • 最高位:第72代横綱
  • 生涯戦歴:800勝496敗97休(101場所)/勝率 約.617
  • 幕内戦歴:714勝453敗97休(85場所)/勝率 約.612
  • 横綱戦歴:36勝36敗97休(12場所)/勝率 約.500
  • 大関戦歴:322勝133敗(31場所)/勝率 約.708
  • 優勝回数:幕内最高優勝2回、幕下優勝1回
  • 三賞受賞:敢闘賞5回、敢闘賞3回、技能賞1回

また、2025年春場所で大の里が3度目の優勝を果たした際には、二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)とのツーショットが二所ノ関部屋の公式Xに投稿され、大きな反響を呼びました。

他に有名力士はいる?

大の里のほかにも、同じ二所ノ関部屋には注目の力士が1名在籍しています。

  • 白熊(しろくま)関

愛らしい四股名と柔和な雰囲気から、「癒し系」としてファンの間で人気を集めており、「かわいい」「見ていてほっとする」といった声も多く聞かれます。それでいて土俵上では力強い取り口を見せる実力派でもあり、注目の存在です。

また、白熊関は「1日でも早く大の里関に追いつきたい」と語るなど、同部屋の良きライバルとして切磋琢磨する関係でもあります。今後のさらなる飛躍に期待が高まります。

白熊関のプロフィール

本名:高橋 優太(たかはし ゆうた)
出身地:福島県須賀川市
生年月日:1999年5月25日(2025年時点で25歳)
所属:二所ノ関部屋
身長:186cm/体重:172kg
得意技:右四つ・寄り
最高位:東前頭16枚目(2024年9月場所)

主な経歴と成績

2022年5月:二所ノ関部屋に入門、初土俵
2023年9月:新十両昇進(須賀川市出身力士で初の関取)
2024年7月:十両優勝(12勝3敗)
2024年9月:幕内初昇進
2025年3月:西前頭17枚目として幕内復帰(5勝10敗)

〇優勝歴
十両優勝:1回(2024年7月場所)
序二段優勝:1回(2022年9月場所)
序ノ口優勝:1回(2022年7月場所)

また、以下の投稿では、白熊関が鹿島神宮の節分祭に参加した様子が紹介されています。
親方と思われる人物の声かけに、白熊関は笑顔で控えめに「楽しいです」と返答。あたたかな師弟関係が垣間見える一幕です。

管理人の後輩 元力士 まさる
管理人の後輩 元力士 まさる

白熊関って、なんか愛嬌があるっていうか、親しみを感じるんだよね。つい応援したくなるんだ。これからも大の里と一緒に、頑張ってほしいな。

まとめ

急速に番付を上げて注目を集める大の里関ですが、その背景には、幼いころからの積み重ねや家族の支え、地元・津幡町とのつながりなど、さまざまな要素があることがわかります。

力強い相撲内容とともに、まっすぐで誠実な人柄も、多くのファンに親しまれている理由のひとつかもしれません。

今後、どのような歩みを見せてくれるのか。これからの活躍にも注目していきたいですね。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。

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