相撲雑学

大相撲夏場所2025!日程・チケットから見どころまで大特集【五月場所】

夏場所が近づくと、寒さも和らいで過ごしやすくなるのが本当に嬉しかったですね。寒がりだった僕は、裸になるのが苦痛で…冬の稽古場ではストーブの前で四股を踏みながら暖を取っていました。

今ではそれも懐かしい思い出です。

こんにちは!元力士のしんざぶろうです。

いよいよ2025年の大相撲夏場所【五月場所】が近づいてきましたね。初夏の両国は、毎年特別な熱気に包まれ、街も活気づきます。土俵の上で繰り広げられる迫力満点の取組はもちろん、現地でしか味わえない臨場感や賑わいは格別です。

この記事では、夏場所の日程やチケット情報、観戦の見どころをできるだけわかりやすくまとめています。ぜひ最後までご覧いただき、観戦計画に役立ててくださいね!

相撲観戦大好き さくら
相撲観戦大好き さくら

5月ってまだ暑すぎず気持ちいい季節だよね。でも両国の街や国技館は、一足先に夏の雰囲気いっぱい!浴衣姿の力士たちを見ると『あぁ、夏場所が始まるんだな〜』ってワクワクしちゃう!

この記事を読んでわかること
  • 2025年大相撲夏場所の日程と開催概要
  • 本場所1日の流れと進行スケジュール
  • チケットの購入方法や先行抽選について
  • 夏場所前に行われるイベント
  • 夏場所ならではの見どころ

ちなみに、夏場所以外の本場所の開催地や特徴について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。年間6場所の違いや、それぞれの魅力を詳しく解説しています。

本場所の満員御礼の画像
大相撲の6場所とは?歴史・開催地一覧・力士の偉業まで徹底解説!大相撲の6場所制は、力士の技量を評価する重要な公式戦であり、全国各地で相撲文化を楽しむ場でもあります。本記事では、元力士の視点から6場所制の仕組みやその歴史、名誉ある記録の達成者、さらに力士やファンに与える影響について詳しく解説します。...
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2025年大相撲夏場所【五月場所】の日程

夏場所の両国国技館

まず、2025年の大相撲夏場所【五月場所】の日程をご紹介します。

2025年の夏場所は、5月11日(日)~5月25日(日)までの2週間にわたって【両国国技館】にて開催されます。

夏場所のカレンダー

本場所では、15日間にわたって熱戦が繰り広げられ、中でも初日と千秋楽は毎年大勢の観客で賑わい、会場全体が特別な熱気に包まれます。当日の取組は朝8時35分頃に序ノ口からスタートし、午後にはいよいよ幕内力士たちによる迫力満点の取り組みが繰り広げられます。

そして、会場での観戦こそが本場所の醍醐味。テレビ中継では伝わりきらない、土俵上の緊張感や力士同士がぶつかり合う音、息遣いまで肌で感じることができるのは、現地観戦ならではの魅力です。

さらに、幕内の取り組みだけでなく、普段はあまり注目されない幕下以下の力士たちの戦いも見逃せません。スピード感あふれる取組や荒々しい攻防は見ごたえたっぷり。将来のスター候補をいち早くチェックできるのも、現地ならではの楽しみです。

それでは、そんな本場所の1日がどのような流れで進んでいくのか、次に詳しくご紹介していきます!

本場所一日の流れ

・8:00頃~寄せ太鼓、開場
・8:25頃~前相撲(2日目より)
・8:35頃~序の口取組
・10:00頃~序二段取組
・11:00頃~三段目取組
・12:00頃~十両力士の支度部屋入り
・12:50頃~新序出世披露(中日:8日目に行う)
・13:00頃~幕下取組
・14:00頃~幕内力士の支度部屋入り
・14:15頃~十両土俵入り(初日は14:05頃)
・14:35頃~十両取組
・15:40頃~幕内土俵入り
・15:55頃~横綱土俵入り
・16:10頃~幕内取組
・17:50頃~結びの一番
・17:55頃~弓取式
・18:00頃~打ち出し(はね太鼓)

*本場所の最終日である千秋楽は、表彰式などがあるため30分ほど早く進行するので注意してください。

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寄せ太鼓・はね太鼓とは

呼出しが行う重要な業務の一つに「太鼓」があります。太鼓には、「寄せ太鼓」「はね太鼓」「触れ太鼓」の3種類があり、それぞれ以下のとおりです。

  • 寄せ太鼓
    ⇒本場所の開始を告げるため、早朝に打たれる太鼓。かつては午前6時に「一番太鼓」、午前8時に「二番太鼓」が打たれていましたが、現在は午前8時のみ行われています。観客を迎え入れる「いらっしゃいませ」の意味が込められています。
  • はね太鼓
    ⇒本場所の全取組終了後に打たれる太鼓で、「また明日もお越しください」という願いが込められています。ただし、巡業や千秋楽では打たれません。
  • 触れ太鼓
    ⇒本場所初日の前日、太鼓を叩きながら街を練り歩き、相撲興行の開催・初日の取り組みを触れ回る太鼓。

 

なお、以下の2つの記事では、呼出しの仕事内容や給料について、できるだけわかりやすく解説しています。気になる方は、あわせてチェックしてみてください。

呼出しが太鼓を叩いているイラスト
相撲の太鼓は誰がたたいてる?種類・意味・音の秘密まで大解説!相撲の太鼓は、呼出しが受け継ぐ伝統の音色。本場所の開催告知・始まり・終わりの3つの場面で使い分けられ、リズムや役割にも意味があります。素材や構造、気になる太鼓の価格まで、元力士しんざぶろうが太鼓の魅力をできるだけわかりやすく解説します。...
本場所のぼりの画像
相撲の呼び出しは給料をいくらもらっている?年収や階級など徹底解説相撲の呼び出しは、試合の進行を支える重要な役割を担いながら、その仕事内容は幅広く、給料や昇格の仕組みも独特です。本記事では、呼び出しの階級ごとの給料や昇格条件、さらには彼らが相撲界で果たす役割について詳しく解説しています。...
弓取式とは

弓取式(ゆみとりしき)は、大相撲の本場所で全取組終了後に行われる伝統的な儀式です。勝者の舞を代わりに披露するもので、力士が土俵上で弓を振り、相撲の格式を象徴する所作のひとつとされています。

一方で「弓取式を務める力士は関取になれない」とのジンクスもあり、昇進が遅れることも。本場所ではNHK中継で映らないことも多いですが、静寂の中で弓が舞う姿は相撲の格式を感じさせる貴重な瞬間です。

 

また、以下の記事では、弓取式についてさらに詳しく解説しています。力士の選出基準や待遇などを、できるだけ分かりやすくまとめているので、ぜひご覧ください。

弓取式を行う力士のイラスト
弓取式を務める力士の手当や待遇とは?給料との違いや選出基準も解説相撲の「弓取式」は、本場所の締めくくりを飾る伝統儀式であり、格式の象徴でもあります。しかし、務める力士の選出基準や待遇、給料(手当)には独自の仕組みが存在します。本記事では、弓取式の歴史や役割、ジンクスの真相まで詳しく解説します。...

夏場所【五月場所】が始まるまで

夏場所の開幕を前に、力士たちは日々厳しい稽古に励みながら、番付発表や土俵祭といった大切な行事を迎えます。これらは、単なるイベントではなく、心身を整え、土俵に向き合う覚悟を新たにする大切な節目でもあります。

力士たちは、こうした節目を重ねることで、さらに気持ちを引き締め、本場所への準備を万全にしていきます。

それでは、そんな本場所前の重要な行事について詳しく見ていきましょう。

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番付発表

2025年夏場所の番付発表は、以下の日程で行われる予定です。

  • 2025年4月28日(月)に番付発表!

番付発表は、力士にとって緊張と期待が入り混じる特別な日。昇進や降格が正式に決まり、自分が次の本場所でどの位置に立つのかがはっきりと決まる瞬間です。もちろん、ファンにとっても、自分の「推し力士」の番付がどうなったのかを確認するワクワクの時間ですよね。

2025年夏場所【五月場所】の幕内番付は以下の通りです。
※年齢はすべて4月末時点のものです。

番付名 西
横綱 豊昇龍(25)
モンゴル
立浪
大関 大の里(24)
石川県
二所ノ関
琴櫻(27)
千葉県
佐渡ヶ嶽
関脇 大栄翔(31)
埼玉県
追手風
【再関脇】
霧島(29)
モンゴル
音羽山
小結 【再小結】
高安(35)
茨城県
田子ノ浦
【再小結】
若隆景(30)
福島県
荒汐
前頭筆頭 若元春(31)
福島県
荒汐
王鵬(25)
東京都
大嶽
前頭二枚目 阿炎(30)
埼玉県
錣山
豪ノ山(27)
大阪府
武隈
前頭三枚目 玉鷲(40)
モンゴル
片男波
平戸海(25)
長崎県
境川
前頭四枚目 尊富士(26)
青森県
伊勢ヶ濱
一山本(31)
北海道
放駒
前頭五枚目 宇良(32)
大阪府
木瀬
千代翔馬(33)
モンゴル
九重
前頭六枚目 欧勝馬(28)
モンゴル
鳴戸
翔猿(33)
東京都
追手風
前頭七枚目 伯桜鵬(21)
鳥取県
伊勢ヶ濱
美ノ海(31)
沖縄県
木瀬
前頭八枚目 阿武剋(24)
モンゴル
阿武松
金峰山(27)
カザフスタン
木瀬
前頭九枚目 安青錦(21)
ウクライナ
安治川
翠富士(28)
静岡県
伊勢ヶ濱
前頭十枚目 明生(29)
鹿児島県
立浪
正代(33)
熊本県
時津風
前頭十一枚目 遠藤(34)
石川県
追手風
獅司(28)
ウクライナ
前頭十二枚目 熱海富士(22)
静岡県
伊勢ヶ濱
隆の勝(30)
千葉県
常盤山
前頭十三枚目 時疾風(28)
宮城県
時津風
佐田の海(37)
熊本県
境川
前頭十四枚目 琴勝峰(25)
千葉県
佐渡ヶ嶽
【再入幕】
狼雅(26)
ロシア
二子山
前頭十五枚目 竜電(34)
山梨県
高田川
湘南乃海(27)
神奈川県
高田川
前頭十六枚目 【☆新入幕】
嘉陽(25)
沖縄県
中村
錦木(34)
岩手県
伊勢ノ海
前頭十七枚目 【再入幕】
玉正鳳(32)
モンゴル
片男波
朝紅龍(26)
大阪府
高砂
前頭十八枚目 【☆新入幕】
栃大海(25)
埼玉県
春日野

土俵祭

土俵祭は本場所が始まる前日に開催されます。そして、2025年の夏場所は以下の日程で行われる予定です。

  • 2025年の夏場所【五月場所】の土俵祭りは、5月10日(土)に行われます。

土俵祭は、土俵に神様をお迎えし、本場所15日間の安全と盛況を祈る伝統的な儀式です。祭主を務めるのは立行司で、厳粛な雰囲気のもとで執り行われます。

式には、日本相撲協会の理事長をはじめ、審判委員の親方や全行司、さらに三役以上の力士たちが参列します。およそ30分ほどの儀式ですが、最近ではファンクラブ会員向けに公開されることもあり、相撲ファンにとっては滅多にない貴重な体験となっています。

そして以下は、日本相撲協会の公式YouTubeで公開されている動画です。
2025年夏場所の土俵祭の様子が紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください。

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チケット情報

2025年夏場所の【一般発売】は4月5日(土)から開始される予定です。

その前に行われる先行抽選は、以下のスケジュールで実施されます。

【先行抽選スケジュール】

  • 第一次先行抽選
    ⇒3月14日(金)~3月17日(月)
  • 第二次先行抽選
    ⇒3月20日(木)~3月23日(日)
  • 第三次先行抽選
    ⇒3月26日(水)~3月30日(日)
  • 第四次先行抽選
    ⇒4月1日(火)~4月2日(水)

なお、販売開始時間や申込み方法、抽選の詳細については、このあとご紹介しますが、最新情報は公式サイトでもこまめにチェックしておくのがおすすめです。

また、新しい情報が発表され次第、こちらの記事でも随時更新してお知らせしていきます

チケットの購入方法

大相撲夏場所のチケットは、公式サイトやチケット販売サイト、さらにはコンビニエンスストアでも購入することができます。大きく分けると以下の4つになります。

4つの購入方法
  1. ネット
  2. 電話
  3. コンビニ(セブンイレブン)
  4. 当日窓口(販売は未定)

しかし、この4つの購入方法には、購入できる時期が違っていたり、条件がありますので以下で順を追って詳しく解説していきます。

先行抽選

大相撲夏場所のチケットを確実に手に入れたい方は、先行抽選を活用するのがおすすめです。

申し込みはWEB限定となっており、事前に登録が必要です。また、先行抽選には優先順位が設定されていて、申し込むタイミングや会員ランクによって、当選のチャンスや対象となる席が変わってきます。

一般販売よりも早く申し込めるため、良席を狙える可能性が高いのも魅力ですが、各先行抽選には決められた受付期間があります。申し込み忘れを防ぐためにも、スケジュールをしっかりチェックしておきましょう。

それでは次に、先行抽選の受付開始が早い順に、対象者や申し込み条件、期間について詳しくご紹介していきます。

①大相撲ファンクラブ

<第1次先行抽選>
・受付期間:2025年3月14日(金)~3月17日(月)23:00
・当選発表:2025年3月19日(水)18:00頃
・対象コース(会員ランク):横綱・大関・関脇

<第2次先行抽選>
・受付期間:2025年3月20日(木)~3月23日(日)23:00
・当選発表:2025年3月25日(火)18:00頃
・対象コース(会員ランク):横綱・大関・関脇・小結・幕内

*詳細はリンク先で確認してください。

大相撲ファンクラブ-チケット先行抽選

②チケット大相撲

<第3次先行抽選>
・受付期間:2025年3月26日(水)11:00~3月30日(日)23:00まで
・当選発表:2025年4月1日(火)18:00頃
・対象者:チケット大相撲の会員登録者

チケット大相撲_チケット情報

③チケットぴあ

<第4次先行抽選>
・受付期間:2025年4月1日(火)11:00~4月2日(水)23:00まで
・当選発表:2025年4月3日(木)18:00頃
・対象者:チケットぴあ会員

チケットぴあ_大相撲五月場所

一般販売

一般販売では、WEBでの購入に加え、コンビニ(セブンイレブン)や電話での購入も可能です。ここでは、それぞれの購入方法についてご紹介します。

なお、先行抽選で完売した日程や座席は一般販売では購入できないため、購入を検討している方は、早めに手続きを進めることをおすすめします。

①WEBでの購入

WEBでの購入は、先行抽選と同じく

  • 「チケット大相撲」
  • 「チケットぴあ」

<詳細>
・受付期間:2025年4月5日(土)10:00~観戦当日17:00まで
・対象者:それぞれの会員

②コンビニ(セブンイレブン)での購入

こちらは、セブンイレブン店内にあるマルチコピー機から「チケットぴあ」を選択して購入できます。

<詳細>
・受付期間:2025年4月5日(土)10:00~観戦当日17:00まで
・対象者:会員登録不要

③電話での購入

電話での購入では、「大相撲予約専用ダイヤル」にて受け付けています。受付は、上記2つと違い、取組日の2日前に締め切りとなるので注意してください。

<詳細>
・TEL:0570-02-9310
・受付期間:2025年4月5日(土)10:00~取組日の2日前まで
・受付時間:10:00~18:00
・対象者:会員登録不要

車いす席について
「大相撲予約専用ダイヤル」にて取り扱っており、受付は4月21日(月)10:00~となっています。

当日券の販売

当日券は、前売りで完売していない場合に限り販売されます。そのため、現時点では販売が行われるかどうかは未定です。

ここでは、過去の販売実績をもとに、参考として当日券の入手方法を3つご紹介します。

①WEBでの購入

<詳細>
・チケット大相撲で購入
・受付期間:観戦当日17:00まで
・対象者:チケット大相撲会員

②コンビニ(セブンイレブン)での購入

<詳細>
・受付期間:観戦当日17:00まで
・対象者:会員登録不要

③窓口での購入

<詳細>
・販売場所:国技館切符売場窓口
・受付期間:観戦当日17:00まで

相撲案内所での購入

大相撲のチケットを購入する方法は、一般販売だけではありません。「相撲案内所」(旧・相撲茶屋)を利用すれば、より特別な観戦体験ができます。相撲案内所は、チケットの販売だけでなく、観戦当日の案内や接客なども行う施設で、今も相撲界に欠かせない存在です。

東京には20軒の相撲案内所があり、すべて国技館サービス株式会社によって運営されています。ここでは、主に「升席」(ますせき:4人席)のチケットを取り扱い、弁当やお土産がセットになった特別プランも販売しています。このような観戦スタイルは、昔から相撲ファンの間で親しまれています。

さらに、相撲案内所でチケットを購入すると、観戦当日はスタッフが席まで案内し、飲食の提供やサポートを行ってくれます。そのため、初めての観戦でも安心して楽しめるのが魅力です。

相撲を快適に、そして特別な雰囲気の中で楽しみたい方は、相撲案内所の利用を検討してみてはいかがでしょうか?

チケットの詳細については、以下のリンクからご確認いただけます。

国技館サービス株式会社HP-相撲案内所

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アクセス情報

両国国技館は、東京都墨田区にあり、アクセスの良さでも知られています。

電車を利用すれば、都心からもスムーズに行けて初めての方でも安心です。特にJR総武線両国駅からは徒歩約2分とすぐ目の前。さらに、都営大江戸線両国駅からも徒歩約5分とアクセスは抜群です。

また、両国は相撲の街として知られ、相撲部屋やちゃんこ料理店、相撲に関する名所や施設が点在しています。これを機に、観戦だけでなく周辺の散策も楽しんでみてはいかがでしょうか。

力士ゆかりの地を巡ったり、本場のちゃんこを味わったりすれば、大相撲観戦がもっと特別な思い出になるはずです。

【基本情報】

  • 住所
    ・東京都墨田区横綱1-3-28
  • アクセス
    ・JR総武線 両国駅西口から徒歩約2分
    ・都営地下鉄大江戸線 両国駅から徒歩約5分

管理人の後輩 元力士 まさる
管理人の後輩 元力士 まさる

力士を辞めてから、両国には行っていないから懐かしくなってきたなぁ。久しぶりに両国を散策してみたくなってきた…今度、しんざぶろうさんを誘ってみよう!

大相撲夏場所【五月場所】の見どころ

五月場所は、力士たちの装いが冬場の着物から軽やかな浴衣姿に変わる季節。国技館の周りは、色とりどりの浴衣姿で華やかに彩られます。

特に、幕内以上の力士だけに許される、自身のしこ名が入った「染め抜き」は堂々としており、一層の風格を感じさせます。

若手力士が初めて染め抜きを身にまとう姿や、ベテランの風格を漂わせた場所入りの光景は、会場に向かうファンにとって毎年の楽しみ。力士たちが誇りを胸に国技館へ入る姿は、相撲の世界ならではの風情があります。

以下の動画では、2024年夏場所の場所入りの様子をご紹介しています。力士たちの鮮やかな装いと表情にぜひ注目してください。

力士の場所入りスポット
  • 南門前
    ⇒南門入り口付近は、力士を間近で見られる入り待ち・出待ちの定番スポットです。観戦チケットがなくても、ここで憧れの力士に出会えることもあります。ただし、南門前は公道ですので、通行する人や周囲の迷惑にならないようマナーを守って楽しみましょう。
  • 南門奥通路
    ⇒南門奥通路は、入り待ち・出待ちの“定番中の定番”ともいえる人気スポットです。館内に入場している場合でも、「1階西1」から「1階西3」の通用口を抜けてテラスに出れば、力士の到着を待つことができます。こちらも同様に、周囲への配慮とマナーを忘れずに静かに楽しみましょう。

横綱・大関は地下駐車場から場所入りするため、入り待ちできるのは三役以下の力士のみとなります。

地元力士の活躍

夏場所では、開催地・東京出身の力士たちに大きな期待が寄せられます。地元ファンからの熱い声援を背に受けて土俵に上がる姿は、いつも以上に頼もしく見えるはずです。

もちろん、東京出身の力士にとっても、この両国国技館での本場所は特別な舞台。地元の応援に応えようと、いつも以上に気合が入る姿は、ぜひ注目したいところですね。

ちなみに、現在の幕内力士の中で、東京出身の関取は以下の2名が活躍しています。

  • 【前頭筆頭】
    王鵬 幸之介(おうほう こうのすけ)
  • 【東前頭六枚目】
    翔猿 正也(とびざる まさや)

この夏場所で、彼らがどんな熱戦を繰り広げてくれるのか目が離せません。ぜひ、地元力士の奮闘を見届けながら、会場での観戦を楽しんでください。

なお、他の東京出身力士については、日本相撲協会公式サイトの「力士を探す」ページでチェックできます。ページ上部の「出身地」リストから「東京」を選んで検索してみてください。

⇒日本相撲協会_力士を探す

相撲観戦大好き さくら
相撲観戦大好き さくら

地元力士が活躍してくれると、応援してる私たちも嬉しくなっちゃいますよね!両国で一緒に熱くなれる夏場所、今から待ちきれないわ♪

横綱昇進なるか!大の里の夏場所に注目

2025年3月の大阪場所では、大関・大の里が白星先行していた高安に追いつき、優勝決定戦で見事勝利。自身3度目となる幕内優勝を飾りました。

相撲協会の公式動画でも、その瞬間の迫力ある一番が確認できます。感動の決定戦は、ファンの記憶に残る名勝負となりました。

この結果、大の里は横綱昇進の目安とされる「2場所連続優勝またはそれに準ずる成績」や「直近2場所で26勝以上」「直前場所で13勝以上」の基準にも着実に近づいています。

今場所(2025年5月の夏場所)は、まさに「綱取り」がかかる重要な場所となるのです。

直近3場所の成績

2024年11月場所【新大関】:9勝6敗
2025年1月場所【西大関】:10勝5敗
2025年3月場所【東大関】:12勝3敗☆優勝

今回、夏場所で「14勝以上での優勝」あるいはそれに準ずる好成績を収めれば、大の里の横綱昇進は一気に現実味を帯びてきます。

もし昇進が実現すれば、「幕下付け出しデビューから横綱になった力士」としては、あの輪島大士(わじま ひろし)以来、史上2人目の快挙に。しかも、輪島が持つ「初土俵から3年半で横綱昇進」というスピード記録を塗り替える可能性すらあるのです。

 

なお、大の里の経歴や家族、大学時代の活躍などについては、以下の記事でまとめています。これまでの歩みを知っておくと、夏場所での綱取りがさらに楽しみになりますよ。

大の里の「のぼり」の画像
【大の里の力士情報】成績や身長体重から大学・家族まで大特集!大の里力士情報を徹底解説!異例のスピード出世を遂げた実力派・大の里のプロフィールやこれまでの成績・三賞の受賞歴などを紹介。家族との絆や地元・津幡町とのつながりにも迫っています。横綱候補「大の里」を知るための一記事として、ぜひご覧ください。...

さらに、横綱昇進に必要な条件や過去の昇進事例については、以下の記事でできるだけわかりやすく整理しています。大の里の綱取りをより深く楽しむための参考に、ぜひ併せてご覧ください。

横綱の人形の画像
横綱昇進の条件は?元力士が本場所の成績や品格について徹底解説!相撲の最高位である横綱になるには、厳しい条件が課せられています。成績だけでなく、品格や責任感といった特別な審査基準が求められるのです。本記事では、横綱昇進に必要な成績基準や品格要件、さらに横綱審議委員会の役割などをエピソードを交え詳しく解説...

まとめ

大相撲夏場所は、土俵上で繰り広げられる熱い勝負はもちろん、浴衣姿の力士たちが行き交う光景や、両国の街全体が相撲ムードに包まれる特別な季節です。会場で感じる空気や熱気は、現地ならではのもの。

観戦のあとは、相撲の街・両国を散歩してみるのもおすすめです。ちゃんこ鍋を味わったり、力士ゆかりの場所を巡ったりすれば、夏場所の思い出がさらに深まりますよ。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。

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相撲でふるさと納税

相撲といえば、やっぱり「ちゃんこ鍋」と「焼き鳥」! 実はこの2つ、ふるさと納税の返礼品としても手に入るんです。

本場の味を楽しみながら地域を応援できるのが、ふるさと納税の魅力。 相撲好きのあなたも、土俵の味を自宅で味わってみませんか?

ここでは、しんざぶろうおすすめの“相撲にちなんだ”ふるさと納税返礼品をご紹介します。

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これらの返礼品を通じて、相撲の魅力を味覚でも感じてみてはいかがでしょうか。