相撲の懸賞金最高額はいくら?歴代ランキングを元力士が解説
相撲中継で懸賞旗がずらっと土俵を回る場面を見ると、「これだけ懸賞がかかったら、いくらになるんだろう?」と気になることがありますよね。
特に最近は、大の里をはじめとした人気力士の取組で懸賞が多くかかる場面も増えています。
そこで気になるのが、相撲の懸賞金最高額は歴代でいくらなのかという点ではないでしょうか。
こんにちは!元力士のしんざぶろうです。
結論からいうと、相撲の懸賞金で1場所に1人の力士が獲得した最高額は…
- 大の里の3,114万円です。
ただし、相撲の懸賞金最高額ランキングを見るときは、最初に「どの基準で見るか」を整理しておくことが大切です。
1回の取組で見るのか、1場所で見るのか、年間で見るのか。
また、本数で比べるのか、金額で比べるのかによって、記録の見え方が変わってきます。
この記事では、相撲の懸賞金最高額ランキングを中心に、大の里と白鵬の記録、基準別の最多記録、近年の懸賞本数の増加までわかりやすく整理していきます。
懸賞金だけで3,114万円って、すごい金額ですね。
1場所でそこまで大きな金額になるなら、歴代の記録や白鵬との違いも気になります!
相撲の懸賞金最高額はいくら?まずは基準を整理
ひとことで「最高額」といっても、1取組で見るのか、1場所で見るのか、年間で見るのか、通算で見るのかによって、注目する記録が変わります。
ただし、現役通算や生涯通算の懸賞金ランキングは、公開情報だけで正確に比較するのが難しい部分があります。
そのためこの記事では、公開情報で確認できる範囲をもとに、「1取組」「1場所」「年間」「場所全体」の記録を中心に整理していきます。
最高額には1取組・1場所・年間・場所全体などの見方がある
主な見方を整理すると、次のようになります。
| 見方 | 代表的な記録 | ポイント |
|---|---|---|
| 1取組 | 霧島-琴ノ若戦の63本 | 本場所での1取組最多 |
| 1場所の個人最高額 | 大の里の3,114万円 | 最高額を知りたい人がまず押さえたい記録 |
| 年間最多 | 大の里の2,432本 | 1年間で獲得した本数 |
| 1場所全体 | 2026年夏場所の3,563本 | 場所全体の懸賞本数 |
| 1場所の最多本数 | 白鵬の545本 | 本数で見た歴代トップ |
このように、相撲の懸賞金最高額といっても、見る角度はいくつかあります。
まず中心に見ていくのは、1場所で1人の力士が獲得した懸賞金の最高額です。
そのうえで、1取組・年間・場所全体の記録もあわせて整理していきます。
相撲の懸賞金最高額ランキング【1場所の個人獲得額】
ここからは、1場所で1人の力士が獲得した懸賞金の最高額ランキングを見ていきます。
懸賞金は時代によって1本あたりの金額が変わっているため、ここでは公開情報で確認できる金額をもとに整理します。
歴代の懸賞金最高額ランキング表
まずは、1場所で大きな懸賞金を獲得した主な記録を見てみましょう。
| 順位 | 力士・場所 | 本数・獲得金額 |
|---|---|---|
| 1位 | 大の里 2025年秋場所 |
519本 3,114万円 |
| 2位 | 白鵬 2015年初場所 |
545本 3,090万円余り |
| 3位 | 大の里 2025年夏場所 |
509本 3,054万円 |
| 4位 | 霧島 2026年夏場所 |
508本 3,048万円 |
表を見ると、1場所の獲得金額では大の里の3,114万円がトップです。
一方で、本数だけを見ると、白鵬の545本が大の里の519本を上回っています。
この違いは、白鵬の時代と現在で、懸賞1本あたりの金額が違うためです。
大の里が2025年秋場所で獲得した懸賞金は計519本、総額3,114万円となり、白鵬が2015年初場所に記録した3,090万1,500円を上回ったと報じられています。
出典:日刊スポーツ「大の里が白鵬超え!今場所獲得の懸賞金は計519本」 2025年9月28日
この報道からもわかるように、金額では大の里、本数では白鵬という見方が大切です。
・1場所の獲得金額最高は大の里の3,114万円
・1場所の最多本数は白鵬の545本
・白鵬の時代と現在では懸賞1本あたりの金額が違う
・金額と本数は分けて見る
本数だけなら白鵬、金額なら大の里。
同じ懸賞金の記録でも、時代によって見え方が変わるのが面白いところだよね。
次の章では、大の里と白鵬の記録を、金額・本数・年間記録の3つの視点から整理していきます。
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大の里と白鵬はどちらがすごい?金額・本数・年間記録で比較
大の里と白鵬の懸賞金記録は、単純に「どちらが上」とは言い切れません。
見る基準によって、評価が変わるからです。
金額で見ると大の里が上回りますが、1場所の本数で見ると白鵬がトップです。
まずは、主な記録を表で整理してみましょう。
大の里と白鵬の懸賞金記録比較表
| 比較項目 | 大の里 | 白鵬 |
|---|---|---|
| 1場所の最高額 | 3,114万円 2025年秋場所 |
3,090万円余り 2015年初場所 |
| 1場所の最多本数 | 519本 2025年秋場所 |
545本 2015年初場所 |
| 年間最多本数 | 2,432本 2025年 |
2,111本 2010年 |
| 見方 | 金額・年間記録で目立つ | 1場所の本数で歴代トップ |
金額では大の里、本数では白鵬
大の里は、2025年秋場所に519本の懸賞を獲得し、1場所の獲得金額として3,114万円を記録しました。
一方で、白鵬は2015年初場所に545本を獲得しています。
本数では白鵬の方が多いものの、当時と現在では懸賞1本あたりの金額が違います。
そのため、正確に見るなら、
・金額では大の里が上
・1場所の本数では白鵬が上
・年間本数では大の里の2025年が上
・時代背景を分けて見ることが大切
という整理になります。
「大の里が白鵬を超えた」と言うときの注意点
大の里の3,114万円は、金額としては白鵬の記録を上回っています。
ただし、白鵬の545本という1場所の最多本数記録は、今も大きな記録として残っています。
そのため、記事やニュースで「大の里が白鵬を超えた」という表現を見る場合も、金額では大の里が上回ったと理解するのが正確です。
本数で見れば白鵬、金額で見れば大の里。
このように分けて見ると、どちらの記録もそれぞれ違ったすごさがあることがわかります。
金額では大の里、本数では白鵬なんですね。
どちらか一方だけを見るより、基準を分けて比べると、それぞれの記録のすごさが伝わってきます。
相撲の懸賞金最多記録を基準別に整理
ここからは、懸賞金の「本数」に注目して見ていきます。
懸賞金は時代によって1本あたりの金額が変わっているため、歴代の記録を比べるときは、金額だけでなく本数で見ることも大切です。
1場所の個人最多本数は白鵬の545本
1場所で1人の力士が獲得した懸賞本数では、2015年初場所の白鵬545本が確認できる最多記録です。
| 順位 | 力士・場所 | 本数 |
|---|---|---|
| 1位 | 白鵬 2015年初場所 |
545本 |
| 2位 | 大の里 2025年秋場所 |
519本 |
| 3位 | 白鵬 2010年九州場所 |
515本 |
| 4位 | 大の里 2025年夏場所 |
509本 |
| 5位 | 霧島 2026年夏場所 |
508本 |
| 6位 | 白鵬 2016年夏場所 |
487本 |
本数で見ると、白鵬の545本がトップです。
一方で、2025年以降は大の里や霧島も上位に入っており、近年の懸賞本数の増加も見えてきます。
1取組の最多懸賞は本場所で63本
1つの取組にかかった懸賞本数では、通常の本場所では、2024年初場所14日目の霧島-琴ノ若戦が63本で確認できる最多記録です。
琴ノ若は、現在の琴櫻です。
| 本数 | 取組 | 場所・補足 |
|---|---|---|
| 63本 | 霧島-琴ノ若 (現在の琴櫻) |
2024年初場所14日目 本場所での最多 |
| 61本 | 白鵬-鶴竜 | 2015年初場所千秋楽 |
| 61本 | 鶴竜-照ノ富士 | 2015年秋場所千秋楽 |
| 61本 | 稀勢の里-鶴竜 | 2016年夏場所14日目 |
| 61本 | 大の里-豊昇龍 | 2024年秋場所14日目 |
| 61本 | 大の里-義ノ富士 | 2026年初場所4日目 |
報道でも、2024年初場所14日目の霧島-琴ノ若戦には63本の懸賞がかかり、2015年初場所以降では最多とされています。
2024年初場所14日目の大関霧島-関脇琴ノ若戦には、63本の懸賞がかかったと報じられています。
出典:デイリースポーツ「琴ノ若が手にした懸賞金は計378万円」 2024年1月27日
1日最多本数は2026年夏場所2日目の314本
1日の全幕内取組で掲出された懸賞本数では、2026年夏場所2日目の314本が確認できる最多記録です。
2026年夏場所は、1日の掲出本数でも大きく記録を更新しました。
| 順位 | 日・場所 | 本数 |
|---|---|---|
| 1位 | 2026年夏場所2日目 | 314本 |
| 2位 | 2026年夏場所千秋楽 | 287本 |
| 3位 | 2026年夏場所初日 | 276本 |
| 4位 | 2026年夏場所14日目 | 264本 |
日刊スポーツでも、2026年夏場所は1日掲出本数の上位記録を一気に更新したと報じられています。
2026年夏場所では、2日目に過去最多の314本を掲出し、千秋楽287本、初日276本、14日目264本と、1日掲出本数の上位記録が更新されたと報じられています。
出典:日刊スポーツ「夏場所懸賞が3563本に到達」 2026年5月24日
1取組最多の霧島-琴ノ若戦って、横綱同士の取組ではないんですね。
横綱がいない取組なのに、どうしてそんなに注目されたんでしょうか?
この一番は、当時の状況を知るとかなり大きな取組だったんだよ。
霧島は綱取りがかかる大関、琴ノ若は初優勝と大関昇進がかかる関脇。つまり、勝敗によって優勝争いだけでなく、その後の番付にも大きく関わる一番だったんだ。
横綱同士ではなくても、これだけ注目度が高ければ、懸賞が多く集まるのも納得できるよね。
年間最多本数は大の里の2025年2,432本
年間の個人獲得本数では、大の里の2025年2,432本が確認できる最多記録です。
主な上位記録を整理すると、次のようになります。
| 順位 | 力士・年 | 本数 |
|---|---|---|
| 1位 | 大の里 2025年 |
2,432本 |
| 2位 | 白鵬 2010年 |
2,111本 |
| 3位 | 白鵬 2012年 |
1,990本 |
| 4位 | 白鵬 2014年 |
1,932本 |
| 5位 | 白鵬 2015年 |
1,728本 |
年間記録で見ると、大の里の2025年が大きな数字として目立ちます。
一方で、上位には白鵬の名前も多く、長く大相撲の中心にいた横綱の存在感もよくわかります。
・1場所の個人最多本数は白鵬の545本
・1取組の本場所最多は霧島-琴ノ若戦の63本
・1日最多本数は2026年夏場所2日目の314本
・年間最多本数は大の里の2025年2,432本
同じ懸賞金の記録でも、1場所・1取組・1日・年間で見え方が変わるんですね。
でもランキングを見ると、最近の記録が多いように感じます。
昔から懸賞金はあったはずなのに、どうして近年の力士が上位に入りやすいんだろう?
なぜ近年の力士が懸賞金ランキング上位に入りやすいのか
ランキングを見ていると、大の里や霧島など、近年の力士の名前が目立ちます。
理由は、大きく分けると次の2つです。
- 場所全体の懸賞本数が増えている
- 懸賞1本あたりの勝ち力士獲得金額が以前より増えている
つまり、昔の力士がすごくなかったという話ではありません。記録を見るための土台が、時代によって少し違うということです。
近年は場所全体の懸賞本数が増えている
まず大きいのは、場所全体にかかる懸賞本数が増えていることです。特に2025年以降は、1場所の総本数でも大きな記録が出ています。
| 順位 | 場所 | 総本数 |
|---|---|---|
| 1位 | 2026年夏場所 | 3,563本 |
| 2位 | 2026年初場所 | 3,355本 |
| 3位 | 2025年秋場所 | 2,926本 |
| 4位 | 2025年夏場所 | 2,849本 |
| 5位 | 2025年初場所 | 2,815本 |
| 6位 | 2024年秋場所 | 2,455本 |
この表を見ると、上位に2025年以降の場所が多く入っています。
つまり、場所全体にかかる懸賞の母数が増えているということだね。
母数が増えれば、人気力士や優勝争いに絡む力士が受け取る本数も、自然と大きくなりやすいよ。
2026年夏場所では、懸賞本数が3,563本に達し、1場所の総掲出本数として過去最多を更新したと報じられています。
出典:日刊スポーツ「夏場所懸賞が3563本に到達」 2026年5月24日
懸賞1本あたりの勝ち力士分も以前より増えている
もうひとつ大切なのが、懸賞1本あたりの勝ち力士獲得金額です。
現在の懸賞金は1本7万円で、そのうち勝ち力士獲得金額は6万円です。
一方で、白鵬が545本を獲得した2015年初場所当時は、勝ち力士分が1本あたり5万6,700円でした。
白鵬と大の里の記録を比べると、次のようになります。
| 力士・場所 | 計算 | 獲得金額 |
|---|---|---|
| 白鵬 2015年初場所 |
545本 × 5万6,700円 | 3,090万1,500円 |
| 大の里 2025年秋場所 |
519本 × 6万円 | 3,114万円 |
本数では白鵬の方が多いものの、懸賞1本あたりの勝ち力士分が増えているため、金額では大の里が上回ります。
つまり、相撲の懸賞金ランキングを見るときは、本数と金額を分けて見ることが大切です。
・場所全体の懸賞本数が増えている
・現在は勝ち力士獲得金額が1本6万円
・2015年当時は勝ち力士分が1本5万6,700円
・本数と単価が上がっているので、近年の記録は金額が大きくなりやすい
懸賞金1本あたりの内訳や仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
懸賞金が多く集まる取組には理由がある
懸賞金は、すべての取組に同じようにかかるわけではありません。
横綱や大関の取組、優勝争いに関わる一番、人気力士や話題の力士が登場する取組には、懸賞が集まりやすくなります。
企業や団体にとっても、多くの人が注目する取組に懸賞を出す方が、広告として見てもらえる機会が増えるからです。
・横綱や大関が出る取組
・優勝争いに関わる取組
・大関昇進や横綱昇進がかかる取組
・人気力士や話題の力士が出る取組
・千秋楽や結びの一番など注目度の高い取組
そのため、懸賞金ランキング上位に入る力士は、強さだけでなく、注目度や期待感も大きい力士であることが多くなります。
ただし、懸賞金は懸かった取組に勝ってはじめて受け取れるものです。どれだけ多くの懸賞が懸かっていても、負けた力士は受け取れません。
懸賞金がかかった取組で負けた場合や、不戦勝・休場時の扱いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
懸賞が多く集まる取組は、それだけ注目度の高い一番です。ただし、懸賞金は勝った力士だけが受け取れます。
注目を集める一番で勝ち切るからこそ、ランキングにも名前が残っていくんですよね。
相撲の懸賞金最高額ランキングに関するよくある質問
最後に、相撲の懸賞金最高額ランキングについて、よくある疑問を整理しておきます。
Q1. 相撲の懸賞金で歴代最高額はいくらですか?
A. 1場所で1人の力士が獲得した懸賞金として確認できる最高額は、大の里の3,114万円です。
2025年秋場所に519本の懸賞を獲得し、現在の勝ち力士獲得金額1本6万円で計算すると3,114万円になります。
Q2. 相撲の懸賞金で個人の最高本数は何本ですか?
A. 1場所で1人の力士が獲得した最多本数は、白鵬の545本です。
白鵬は2015年初場所に545本の懸賞を獲得しています。
Q3. 大の里は白鵬を超えたのですか?
A. 金額では、大の里が白鵬の記録を上回っています。
ただし、本数では白鵬が上です。そのため、金額では大の里、本数では白鵬と分けて見るのが正確です。
Q4. なぜ最近の力士が懸賞金ランキング上位に入りやすいのですか?
A. 近年は、場所全体の懸賞本数が増えていることに加えて、懸賞1本あたりの勝ち力士獲得金額も以前より増えています。
本数と単価の両方が上がっているため、近年の記録は金額が大きくなりやすいのです。
Q5. 懸賞金が一番多くかけられた取組はどれですか?
A. 通常の本場所で確認できる記録では、2024年初場所14日目の霧島-琴ノ若戦が63本で最多です。
琴ノ若は、現在の琴櫻です。
この取組は、綱取りがかかる大関・霧島と、初優勝や大関昇進がかかる関脇・琴ノ若の一番として大きな注目を集めました。
まとめ
今回は、相撲の懸賞金最高額ランキングについて解説しました。
懸賞金ランキングを見るときは、金額だけでなく、本数や時代背景も分けて見ることが大切です。同じ懸賞金の記録でも、どの基準で見るかによって、力士のすごさや取組の注目度が違って見えてきます。
相撲中継で懸賞旗が何本も回る場面を見たら、「この取組にはどんな注目が集まっているのかな?」という目線でも楽しんでみてください。
土俵で懸賞旗が回ると、空気が変わる。
あれは、ただの金額ではない。
その一番に集まった期待の重みだ。
旗が増えるほど、その期待はプレッシャーとなって重くのしかかる。
だが、力士はそれを言い訳にしてはいけない。
立合いで前に出て、勝ち切るだけだ。
懸賞金の記録を見ると、数字の大きさに目が行く。
しかし本当に見てほしいのは、その重みを背負って土俵に立つ力士の覚悟だ。
家で相撲中継を観る日は「menu」が便利です
「今日は外に出ずに、家でゆっくり相撲中継を観たい」「食事や飲み物を用意したいけど、買いに行くのは面倒」
「せっかくなら初回はお得に試してみたい」——
そんな日に使いやすいのが、デリバリーアプリ「menu」です。
■料理だけでなく、コンビニや日用品も注文しやすい
■家で相撲中継を観ながら、食事や買い物をまとめて済ませやすい
■初回クーポンでお得に試しやすい
■継続利用なら配達料対策も考えやすい
まずは初回クーポンを活用して、使い勝手を確かめてみるのがおすすめです。
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