兄弟力士一覧【2026年】現役の双子・三兄弟まで元力士が解説
僕がいた部屋に、兄弟で一緒に入門してきた力士がいました。一緒に入ったのだから、二人は同期生です。
それなのに雑用を頼むときは、二人がそろっていると、つい弟のほうに声をかけてしまう。兄はいつのまにか、部屋のみんなから「お兄ちゃん」と呼ばれていました。
番付と入門の順で上下が決まる相撲部屋でも、兄弟には「兄と弟」の順番がついて回るのだと、僕は二人を見ていて思いました。
こんにちは!元力士のしんざぶろうです。
兄弟力士とは、兄弟がそろって大相撲の力士になった人たちのことです。兄弟そろって幕内に上がった組もいれば、双子や三兄弟で土俵に上がっている組もいます。
では、いまの番付にはどんな兄弟がいるのでしょうか。
この記事では、現役の兄弟力士は誰なのか、兄弟は本場所で対戦するのか、昔はどんな兄弟がいたのかを、僕が部屋で見た兄弟の話も交えて解説します。
中継で兄弟力士って紹介されるのを聞くと、つい二人の名前を探しちゃうんだよね。
でも、いま何組いるのかまでは考えたことがなかったなぁ。
現役の兄弟力士一覧【2026年11月場所】
2026年11月場所の番付で、兄弟そろって名前が載っていることを確認できたのは、双子と三兄弟を含めて17組です。
兄弟そろって現役の17組
表は、番付の上の力士がいる組から順に並んでいます。
※スマートフォンでは、表を横にスクロールできます
| 部屋 | 兄弟の力士と番付(2026年11月場所) | 間柄 |
|---|---|---|
| 伊勢ノ海 | 藤ノ川(ふじのかわ)東関脇 碇潟(いかりがた)西幕下二枚目 |
兄と弟 |
| 佐渡ヶ嶽 | 琴勝峰(ことしょうほう)東前頭六枚目 琴栄峰(ことえいほう)西前頭六枚目 |
兄と弟 |
| 荒汐 | 若元春(わかもとはる)東前頭七枚目 若隆景(わかたかかげ)西十両五枚目 |
兄と弟(大波三兄弟の次男・三男) |
| 高砂 | 朝紅龍(あさこうりゅう)西前頭九枚目 朝翠龍(あさすいりゅう)西前頭十三枚目 |
兄と弟 |
| 大嶽 | 納谷(なや)東三段目筆頭 王鵬(おうほう)西前頭十枚目 夢道鵬(むどうほう)西幕下四枚目 |
三兄弟(次男・三男・四男) |
| 追手風 | 大喜翔(だいきしょう)西幕下六枚目 大皇翔(だいこうしょう)西幕下十六枚目 |
兄と弟 |
| 出羽海 | 清田(きよた)東幕下三十八枚目 清の花(きよのはな)東三段目二十四枚目 清の山(きよのやま)西三段目六十三枚目 |
三兄弟(清田が長男) |
| 出羽海 | 翠桜(すいおう)西序二段三十一枚目 山藤(やまとう)東幕下四十八枚目 |
兄と弟 |
| 春日野 | 栃岐岳(とちぎだけ)東序二段四十二枚目 栃清龍(とちせいりゅう)西幕下五十六枚目 |
兄と弟 |
| 立浪 | 木竜皇(きりゅうこう)西三段目二枚目 春雷(しゅんらい)東三段目十八枚目 |
兄と弟(同時に入門) |
| 二子山 | 小滝山(こたきやま)東三段目六十六枚目 相馬(そうま)東三段目三枚目 駿太(しゅんた)東三段目七十六枚目 |
三兄弟(駿太が末っ子) |
| 木瀬 | 肥後ノ海(ひごのうみ)東三段目四枚目 肥後ノ丸(ひごのまる)西三段目十五枚目 泰我(たいが)東序二段三十六枚目 |
三兄弟(肥後ノ海が長男) |
| 二所ノ関 | 御柱(おんばしら)東序二段十五枚目 麟虎(りんこ)西三段目十三枚目 |
双子(御柱が兄) |
| 伊勢ノ海 | 達ノ海(だてのうみ)西三段目六十五枚目 達ノ森(だてのもり)西序二段七十三枚目 |
双子(達ノ海が兄) |
| 音羽山 | 鶴峰(かくほう)西序二段五枚目 讃岐竜(さぬきりゅう)東序二段八十二枚目 瀬戸ノ竜(せとのりゅう)東序二段六十七枚目 |
三兄弟(長男・次男・三男) |
| 朝日山 追手風 |
大國山(おおくにやま)西序ノ口八枚目 大國(おおくに)西序二段六十八枚目 |
双子(部屋は別々) |
| 高田川 | 真庭山(まにわやま)東序二段八十一枚目 祥乃山(さちのやま)東序二段九十三枚目 |
兄と弟 |
参考:番付は日本相撲協会「力士プロフィール」(2026年11月場所初日時点)、兄弟の間柄は各部屋の公式サイトと報道
この17組のうち、16組は同じ部屋に兄弟がそろっています。部屋が分かれているのは、双子の大國山と大國の1組です。
兄弟そろって幕内
2026年11月場所で兄弟そろって幕内にいるのは、琴勝峰関・琴栄峰関と、朝紅龍関・朝翠龍関の2組です。
このうち佐渡ヶ嶽部屋の琴勝峰と琴栄峰は、兄弟で四股名に「峰」の字を分け合っています。弟は琴手計(ことてばかり)から改名していて、新十両の会見でその由来が明かされました。
<新十両 #琴栄峰 >
琴手計改め琴栄峰が、師匠の佐渡ヶ嶽親方(元 琴ノ若)同席で会見を行いました。
兄の琴勝峰と同じ、頂点を目指して欲しいという意味で「峰」を、
また出身校から「栄」を取り、新たなしこ名で九州場所より土俵に上がります。
兄弟子の大関琴櫻と看板の前で。#sumo #相撲 pic.twitter.com/daBYtt3sir— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 25, 2024
また、高砂部屋の朝紅龍と朝翠龍は、弟の朝翠龍が2026年9月場所で新入幕を果たし、兄弟で幕内の土俵入りに並びました。
荒汐部屋の若元春関と若隆景関も、兄弟そろって関脇まで上がった組です。
三兄弟が現役の部屋
兄弟が2人ではなく、3人そろって番付に載っている部屋もあります。この17組のうち、三兄弟が現役の部屋は5つです。
■三兄弟が現役の部屋
- 大嶽部屋:納谷(次男)、王鵬関(三男)、夢道鵬(四男)。祖父は大鵬、父は貴闘力(たかとうりき)
- 木瀬部屋:肥後ノ海(長男)、肥後ノ丸、泰我(三男)
- 出羽海部屋:清田(長男)、清の花、清の山
- 音羽山部屋:鶴峰(長男)、讃岐竜(次男)、瀬戸ノ竜(三男)
- 二子山部屋:小滝山・相馬の兄2人と、弟の駿太
参考:デイリー「大鵬の孫・納谷幸林が新弟子検査をパス」(2020年2月)
大嶽部屋の三兄弟には、もう一人兄がいます。長男の納谷幸男さんはプロレスラーの道に進み、土俵には次男から四男までの3人が上がっています。
双子の力士
17組のなかには、双子が3組います。二所ノ関部屋の御柱と麟虎、伊勢ノ海部屋の達ノ海と達ノ森、そして朝日山部屋の大國山と追手風部屋の大國です。
御柱と麟虎は長野県岡谷市の出身で、2022年3月場所に二人そろって初土俵を踏みました。達ノ海と達ノ森は、宮城水産高校の柔道部から伊勢ノ海部屋に入っています。
参考:信濃毎日新聞(2023年3月)/河北新報(2023年2月)
残る大國山と大國は、ともに東京都府中市の出身で、生年月日も同じです。
兄弟の一部が引退した組
兄弟のうち誰かが引退していたり、相撲とは別の道に進んでいたりする組もあります。
■兄弟の一部が引退した組
- 一意(かずま)関(木瀬部屋):本名は川渕一意。兄の川渕一誠さんは錣山部屋の元幕下。弟の川渕一統さんはプロボクサー
- 翔猿関(追手風部屋):兄の英乃海(ひでのうみ)は2026年3月場所限りで引退
- 美ノ海関(木瀬部屋):弟の木崎海(きざきうみ)は首のけがで引退
- 若元春・若隆景(荒汐部屋):長兄の若隆元(わかたかもと)は2026年5月に引退し、若者頭に
- 丹治関(荒汐部屋):兄の大賀(たいが)は元幕下で、2025年3月場所限りで引退
なかでも一意の四股名には、兄の存在がかかわっています。本人はインタビューでこう話しています。
「当時は兄(元幕下・川渕一誠・錣山部屋所属)が『川渕』を使っていたので、ならば下の名前でいこうと思って『一意』にしました」
参考:スポーツナビ「新十両・一意関へ化粧まわし贈呈」(2026年1月)
一方、翔猿と英乃海は、兄の断髪式で兄弟最後の一番を取りました。
ちなみに、大波三兄弟が育った荒汐部屋は、稽古を窓越しに見学できる部屋です。見学のしかたや、三兄弟の部屋のことは、別の記事で詳しく紹介しています。
弟が兄より番付が上の兄弟もいる
兄弟が同じ部屋にいても、番付は前の場所の成績などをもとに、一人ずつ決まります。そのため、弟のほうが先に番付を上げている組もあります。
山藤と翠桜
出羽海部屋の山藤と翠桜は、岐阜県関市出身の兄弟です。兄の翠桜が2017年3月場所、弟の山藤が2022年3月場所に初土俵を踏みました。
もともとは二人とも本名の「山藤」で土俵に上がり、兄はのちに翠桜と改めています。巡業の会場で撮られた兄弟の写真が、協会の公式Xに残っています。
<春巡業 #関場所 >
兄弟でツーショット。
兄の翠桜と弟の山藤。
明日は石川県七尾市で巡業が行われます。#sumo #相撲 #巡業 pic.twitter.com/XEI2zA5DFn— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) April 4, 2025
ただ、入門は兄が5年早いのに、幕下に先に上がったのは弟の山藤でした。
番付の上下と兄弟の上下は別
山藤と翠桜のほかにも、弟が兄より上の番付にいる組があります。2026年11月場所の番付で見ると、次のとおりです。
■弟が兄より上の番付にいる組
〇2026年11月場所の番付
- 大嶽部屋:三男の王鵬が幕内、次男の納谷は三段目
- 春日野部屋:弟の栃清龍が幕下、兄の栃岐岳は序二段
- 出羽海部屋:弟の山藤が幕下、兄の翠桜は序二段
- 二所ノ関部屋:双子の弟の麟虎が三段目、兄の御柱は序二段
- 音羽山部屋:三男の瀬戸ノ竜が、次男の讃岐竜より上(どちらも序二段)
大嶽部屋の三兄弟は、入門の順まで兄弟の順と入れ替わっています。三男の王鵬が2018年1月場所、四男の夢道鵬が2019年11月場所に初土俵を踏み、次男の納谷はそのあとの2020年3月場所でした。入門の早いほうが兄弟子なので、部屋の中では、兄の納谷が弟たちの弟弟子にあたります。
反対に、追手風部屋の大喜翔と大皇翔は、場所ごとに上下が入れ替わっています。2026年5月場所は弟の大皇翔が上でしたが、11月場所では兄の大喜翔が上に戻りました。
番付表が出る日は、自分の名前を探す前に、つい周りの名前の位置も見ちゃうんだよね。
兄弟だったら、相手の名前のほうが先に目に入りそうだなぁ。
兄弟力士は本場所で対戦するのか
兄弟は本割では対戦しませんが、引退相撲などの番外取組で顔を合わせることはあります。2022年10月には、蒼国来(そうこくらい)の引退・荒汐襲名披露大相撲で、若隆景と若元春の番外取組が組まれました。
荒汐部屋の兄弟が、師匠の引退相撲の土俵で胸を合わせた一番です。本場所では見られない顔合わせなので、仕切りで二人が向き合う場面から見てみてください。
兄弟で土俵に上がって向かい合うって、なんだか不思議な感じがします。
家ではきょうだいなのに、土俵の上では相手なんですね。どっちを応援すればいいのか、迷っちゃいそうです♪
では、なぜ本場所では兄弟の一番が組まれないのでしょうか。
本割では当たらない
本割では、同じ部屋の力士どうしは対戦しません。1965年1月場所から続く「部屋別総当たり制」という決まりです。兄弟が同じ部屋にいれば、その時点で本割では当たらないことになります。
さらに、部屋が別々でも同じです。4親等以内の力士どうしは本割の取組を組まないと決められていて、兄弟だけでなく、いとこも対象になります。
そのため、別々の部屋にいる双子の大國山と大國も、本割で顔を合わせることはありません。
優勝決定戦では当たる
ただし、例外があります。本割を終えて同じ成績で並び、優勝決定戦になったときは、同じ部屋の力士でも、兄弟でも対戦します。
その例が、1995年11月場所の若乃花と貴乃花です。兄弟そろって12勝3敗で並び、史上初めて兄弟による優勝決定戦が組まれました。勝ったのは兄の若乃花でした。
参考:『相撲大事典』第4版「部屋別総当たり制」p.244/nippon.com
本場所で兄弟の一番を見られるのは、決定戦にもつれ込んだときに限られます。
兄弟が本場所で向き合うには、二人そろって同じ星で千秋楽を終えるしかない。
そこまで勝ち残ることが、もう一つの勝負だな。
歴代の有名な兄弟力士
兄弟力士は、いまに始まったものではありません。昭和から令和にかけても、兄弟でそろって土俵をにぎわせた力士がいます。
※スマートフォンでは、表を横にスクロールできます
| 兄弟 | 間柄・最高位 | ひとこと |
|---|---|---|
| 若乃花(3代)・貴乃花 | 兄弟。ともに横綱 | 1988年3月場所に兄弟そろって初土俵。1995年11月場所に兄弟で優勝決定戦 |
| 初代若乃花・貴ノ花 | 年の離れた兄弟。横綱・大関 | 1975年3月場所、弟の初優勝で兄が優勝旗を手渡した |
| 鶴嶺山(かくれいざん)・逆鉾(さかほこ)・寺尾(てらお) | 井筒三兄弟。十両・関脇・関脇 | 三兄弟がそろって関取に。父は元関脇の鶴ケ嶺 |
| 若隆元・若元春・若隆景 | 大波三兄弟。幕下・関脇・関脇 | 四股名は毛利元就の三人の息子から |
| 貴公俊(たかよしとし)・貴源治(たかげんじ) | 双子。ともに十両以上 | 2018年に史上初の双子の関取に |
| 千代丸・千代鳳(ちよおおとり) | 兄弟。幕内・小結 | 兄は2026年3月場所限りで引退し若者頭、弟は錦島親方 |
| 英乃海・翔猿 | 兄弟。幕内・小結 | 兄の断髪式で兄弟最後の一番 |
参考:時事「鎮魂譜 初代若乃花」/中日スポーツ(2023年12月)
このうち初代若乃花は、弟の入門を許すとき「兄弟の縁を切る」ことを条件にしたといいます。その弟が大関になって初優勝した場所で、師匠になっていた兄が優勝旗を手渡しました。
そして若乃花と貴乃花は、1988年3月場所に兄弟そろって初土俵を踏んでいます。二人も一緒に入門した、同期生の兄弟でした。
若貴の兄弟が土俵に上がった時代の流れは、相撲の歴史年表の記事で振り返っています。
弟の優勝に、兄が優勝旗を手渡すなんてドラマみたいです。
現役の兄弟の中から、また兄弟で横綱になる人が出たら…って想像しちゃいますね♪
元力士が部屋で見た兄弟力士
ここからは、この記事で紹介した兄弟とは別の、僕が現役だったころに同じ部屋にいた兄弟の話です。二人は、僕の弟弟子でした。
一緒に入門したから同期のはずが
二人は兄弟そろって入門してきたので、同期生です。
というのも、相撲部屋の兄弟子は入門の順で決まるからです。自分より一分一秒でも早く入門した人が兄弟子なので、同時に入った二人のあいだに、兄弟子と弟弟子の上下はありません。
参考:『相撲大事典』第4版「兄弟子」p.13
ところが部屋のみんなは、なんとなく兄のほうを上として扱っていました。はっきり出るのが、雑用を頼むときです。二人がそろっていると、頼む相手はつい弟のほうになってしまうんです。番付も、兄のほうが上でした。
困ったことといえば、呼び方くらいでした。部屋の中では四股名ではなく本名で呼び合っていたので、兄弟だと苗字が同じになってしまいます。
そこで自然と、兄は部屋のみんなから「お兄ちゃん」と呼ばれるようになりました。弟のほうは、あだ名で呼ばれていました。
相撲部屋の上下が番付と入門の順の2つで決まることは、まわしの締め方を書いた記事でも触れています。
兄弟でも稽古は組む
もちろん稽古では、二人は兄弟どうしでも三番稽古をしていましたし、申し合いにも一緒に入っていました。
僕はその稽古を見ながら、もし自分が兄弟と稽古をすることになったら、と想像したことがあります。
肉親が相手だと、やりにくくないのかな、と思っていました。つい手加減してしまったり、本気で当たれなかったりしそうな気がしたからです。
「仲が悪くならないのかな」
そんな心配までしていましたが、二人は仲が良かったんですよね。
一度だけ弟が兄を抜いた場所
僕が部屋にいるあいだに、弟の番付が兄を上回ったことが一度だけありました。
そのときの弟は、とても誇らしげで、うれしそうにしていました。山藤や栃清龍のように、2026年11月場所の番付にも弟が兄を追い越している組がありますが、僕がいた部屋の兄弟で見たのは、あの一度きりです。
抜かれる側の兄の気持ちも、抜いた弟の気持ちも、どっちも分かる気がするなぁ。
同じ部屋で毎日一緒にいるから、番付表のほんの少しの差が、すごく近くに感じるんだよね。
兄弟力士に関するよくある質問
Q1. 兄弟力士は本場所で対戦しますか?
A. 本割では対戦しません。同じ部屋の力士どうしは本割で当たらず、部屋が別々でも4親等以内の力士どうしは取組が組まれないためです。ただし、同じ成績で並んで優勝決定戦になったときは、兄弟でも対戦します。1995年11月場所の若乃花と貴乃花がその例です。
Q2. 双子の力士はいますか?
A. います。2026年11月場所の番付には、御柱と麟虎、達ノ海と達ノ森、大國山と大國の3組の双子が載っています。2018年には、貴公俊と貴源治が史上初の双子の関取になりました。
Q3. 兄弟で横綱になったのは誰ですか?
A. 若乃花(3代)と貴乃花の兄弟です。二人は1988年3月場所に兄弟そろって初土俵を踏み、ともに横綱まで上がりました。
Q4. 兄弟は同じ部屋に入るのですか?
A. この記事で紹介した2026年11月場所の17組では、16組が同じ部屋にいます。一方で、双子の大國山(朝日山部屋)と大國(追手風部屋)のように、別々の部屋に所属している兄弟もいます。
Q5. 一緒に入門した兄弟はどちらが兄弟子ですか?
A. どちらも兄弟子ではなく、同期生になります。兄弟子は入門の順で決まり、自分より一分一秒でも早く入門した人を指すからです。僕がいた部屋の兄弟も、一緒に入門した同期でした。
まとめ
番付表で同じ部屋の名前を追っていくと、兄弟の名前が並んでいることがあります。兄が上のときもあれば、弟が追い越しているときもあり、番付だけを見ていると、二人が兄弟だとは気づかないかもしれません。
僕がいた部屋の兄弟は、同期なのに、兄だけが「お兄ちゃん」と呼ばれていました。稽古場では兄弟どうしで胸を合わせていて、それでも二人の仲は良いままでした。
本場所の取組結果を見るときは、この一覧と見比べて、兄弟がそろって勝った日を探してみてください。
兄も弟も、土俵に上がれば一人の力士だ。
先を行く者がいれば、追う者がいる。兄弟なら、なおさらだな。
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